リトグリとReoNaさん、asmiさんのファンと公言している私。asmiさんはともかく、リトグリとReoNaさんはアーティストとしてのスタンスが対照的に見える。今回はその両者について言及してみる。
皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。
素直な性格の戦士。管理人の意図に沿って相槌を打ちながら話を進める貴重な要員。ただし稀に反乱を起こす。
私はリトグリ、ReoNaさん、asmiさんのファンなのですが。。
まあ他にも好きなアーティストはたくさんいるが、今ライブに行くとしたらほぼこの3組絡みである。
いずれも素晴らしいアーティストで、グループかソロかは別れるが女性ボーカルと言う共通点もある。世代もほぼ一緒。とりわけファンでもなく、普通に聴いている人には「ふーん。その3組が好きなのね。」と言う感想しか持たないですかね。でも界隈をウォッチしている方々には少し違和感ありそう。
asmiはともかく、リトグリとReoNa!?
ありがとうございます。発注どおりのコメント
対照的なリトグリとReoNaさん
そう。リトグリとReoNaさんは、互いに対照的な世界観を持つアーティスト。背中を押すリトグリに対して、「背中を押さない」でお馴染みのReoNaさんはある種のアンチテーゼ。同じ系列のレコード会社だが、鉢合わせすれば殴り合いに発展すると思われる。
なりません炎上こわい
ごめんなさい
ステレオタイプ的な言い方だけど、ファン層も違うはずだ。まあヒトの趣味嗜好の話なのでひと括りに語れないんだけど。敢えて典型的なイメージとして言うのであれば、リトグリのファン層は体育会系の部活とかでキラキラしているタイプのイメージが強く、ReoNaさんのファン層は文化系でインドア思考なイメージが強い。重ねて言うがあくまでイメージ。実際はそれぞれ様々な人がいることは間違いない。
話が少しそれたが、とにかく両者にはアンチテーゼ感的なものが漂う。
例えば「夢」。
僕は道を引かない
ReoNa「テディ」 作詞:傘村トータ(LIVE LAB.) より引用
僕は夢を推さない
僕は隣にいるだけ
君が思うまで
ReoNaさんの「寄り添いスタイル」を象徴する歌詞。心が折れかけている時に聞くと思わず涙目になってしまう。夢を推さない。背中を押さず、手を引かず、ただ寄り添う。
心折れた時に、そっと癒やされます。
対してリトグリは、
いつのまにか汚れたノート
Little Glee Monster「好きだ。」 作詞:丸谷マナブ・前田甘露 より引用
最後は自分で学ぶんだ
ただ見ているだけ?それじゃ始まらないさ
だから 跳ぼう!
代表曲の一つ「好きだ。」の有名なフレーズ。ただ指をくわえて見ているだけでは、何も始まらない。自分で動き出さないと変わらないから、「跳べ!」と言っている。
何かグッと背中を押されます!
もう一つ、個人的に心に刻まれているリトグリの歌詞をご紹介する。
出来そうなことから
Little Glee Monster「I BELIEVE」 作詞:いしわたり淳治 より引用
やりたいことを探して
それに夢と名付ける
日々に別れを告げた
アサヒさん特有の心地よい歌声が印象的なこのフレーズ。出だしサビからのAメロで、いきなり退路を塞ぐ。社会人の90%以上は当てはまりそうな「出来そうなことからやりたいことを探す」
それは夢と言えるのか。自分がホントにやりたいことって、何だったんだろう。。
確かに対極にいますね捉え方が重すぎる気もするけど
まあ対極の部分を切り取ったのですけど
その他、「戦う/逃げる」「仲間/孤独」と言ったキーワードで世界観が異なるリトグリとReoNaさん。「生きなくちゃ」のリトグリ、「生きてるだけでえらいよ」のReoNaさん。 対照的な二組だが、なぜ両方に心惹かれるのか。
管理人が推す理由
それは、
声が好きだから。
hmm..
もちろん歌声が好きであることは前提。普段曲聞く時に、そこまで歌詞に入り込まないし。リトグリはこの短期間で大きくメンバーが入れ替わっている*ので、不安だったりもする。だが今回、私が言いたいことはそこではない。
*2022.11.21時点の話です。
あえて上で触れたが、「生きなくちゃ」のリトグリ、「生きてるだけでえらいよ」のReoNaさん。実は同じことを言っている。
リトグリとReoNaさんは基本的に軸が一緒で、背中押すか押さないかはともかく、人生に寄り添って応援すると言う世界観は共通している(個人の見解です)。他のアーティストに比べて恋愛ソングが少ないのも共通している。リトグリもReoNaさんも、人を癒やしたり勇気づける方向に軸を構えているのだ。
「がんばれ、いけるいける!」と言ってくれる友達。
「がんばらなくていいよ。気楽に行こう。」と言ってくれる友達。
そんな友達が両方いてもいい。同じように、背中を押すアーティストと背中を押さないアーティスト。両方好きでも問題ないはずだ。
まあ好きな理由は、ホントは単に感覚的なものなんですけどね
好きになった理由は、後で適当に取り繕ってよいのです
今後とも精進する。
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