[SynthV] feat. 花隈千冬 / 夏→秋譚詩曲 / ボカロ制作録Vol.17(随筆第71篇)

かの著名なお笑い芸人は語った。「8月は嫌い。夏の終わりを感じるから。」

クサおもしろいセリフだが、ちょっと同意する。8月も後半になると、夏の終わりを想い切なくなる。まあ今年2023年、東京では10/1でも30℃越えてたので間延びしたメランコリーだったが。

そんなわけで、今回ご紹介する自作曲は夏から秋への移ろいに物想うバラードだ。

最近は唐突に季節切り替わりますよね。

Sairei

確かに..実際は「移ろい」って感じではなかったのです。


このコーナーでは日々のできごとや日頃思うことを雑多に綴っています。

今回のコメンテーター

皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。

目次

17曲目の制作

本稿の執筆時点で既に22曲制作しているが、今回は17作目のご紹介。2023.8.18に動画サイトに投稿。曲調は王道バラードと言った感じだが、本作は私にとって新たなチャレンジが多い。挙げると

  • Synthesizer V(ボカロソフト)初利用
  • EZKEYS(ピアノ音源)初利用
  • MVで背景アニメーション等を多用

初めてのツールは、使い方の勉強から。これは毎回結構難儀である。とは言えEZKEYSはその名のとおりEasyなので、むしろ使って楽になった。「EZKEYSを使う」が今回の制作テーマの一つでもあったので、伴奏はピアノメイン。後はドラムとベースを入れて完成。詳細は割愛するが、バラードでこの構成だと相当楽が出来る。

一方、Synthesizer Vは大変だった。VOCALOID6とは結構使い方が違う。持っているパラメータも異なるので、調整するポイントも違う。まあそれを楽しむために創作活動してるのですけど。ただ一つだけSynthVに言いたい。ピアノロールのグリッド線はどうしてああなった。。

MVに関しては、今回初めて背景等の素材集めをしてみた(これまではAI生成&自作)。気に入った素材を同人サイトで購入したり。これも楽しかったが、動画に凝ろうとするとそれなりに時間が掛かる。編集はiMovie(Mac無償バンドルの編集ソフト)でやったが、思えばこの時Final Cut Pro(雑に言うとiMovieの有償版)も買ってしまえばよかった。

動画編集にハマると楽曲制作が疎かになると言う説がありますよね

Sairei

楽曲中心でガンバります..

歌い手

今回は以下のフォーメーションで制作している。

  • メインボーカル:花隈千冬

SynthV初挑戦なので花隈千冬も勿論初。楽曲制作を始めてまもなく、ボカロ曲を漁っている時から気になる存在だったので楽しく歌っていただいた。当初は「SynthVだからお迎えできないなあ」と思っていたが、SynthVごとお迎えしてしまうことになるとは。自分の謎モチベーションが怖い。

曲の世界観

夏の終わりに私が思うこと。「遊び足りない」。学生時代のなごりなのか、夏は遊ぶものと言う観念が強い。オトナになると勝手が変わるのだけど、だからこそ「遊び足りない」感覚が年々強くなる気がする。いつまでも遊んで暮らせたらなあ。。そんな魂の叫び、と言うかため息をそのまま歌詞に込めてみた。

こんな時に聴いてほしい!

この曲の合うシチュエーションを挙げさせていただく。

  • 夏の終わりの時期
  • メランコリックな気分に浸りたい時

サブスクでの配信

Apple MusicやYouTube Music、Spotify等の主要なサブスクサービスでも配信開始している。サブスクご利用の方は気が向いたらぜひご一聴を。(以下のリンクから各サブスクへ飛べます。)

終わりに

この稿を綴っている現在は既に秋。窓は網戸にしているが、外から音もせず静寂に包まれている、、と書いていたら酔っ払いが電話しながら近くの通りを歩いてきた。所詮は荒川区である。いずれにせよ何か侘しい。風の音が聴こえる。そう言えば、そろそろ風鈴しまわなきゃ。。

謎文章..

Sairei

ポエミーに〆てみました

今後とも精進する。


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