2023.4.22 リトグリのライブ、「Little Glee Monster Live Tour 2023 “Fanfare”」@東京ガーデンシアターへ行っていたので余韻を語りたい。セトリなどのネタバレをせずただ個人的な随筆として綴るのみなので、その点予めご了承いただきたい。
*本稿はライブレポではなく随筆です。
皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。
入場まで
有明って意外と遠いよね。。
住む場所によって人それぞれだと思うが、敢えて言おう。有明は意外と遠い。距離的には都心からほど近いし、車で行けばすぐだ。だが公共交通機関となると、いろいろなルートがあるがどれもストレートな感じがしない。私は日暮里在住なので、いったん新橋に出てから、ゆりかもめに揺られて24分。乗り換えなども含めるとトータル1時間弱を要する。騒ぐほどの時間ではないが、何か距離感的なイメージとギャップを感じてしまう。
まあそんなことはどうでもよい。地方から来ている人だっているのだ。首都圏開催のライブしか行かない私の戯言と聞き流していただきたい。
ともあれ私は16:00に有明駅に到着した。今回は効率重視で、開場(16:00)が始まって少し落ち着き始めたくらいのタイミングで現地入りの算段。が、同じ考えの人も多かったのだろうか。会場を半周するような長い行列が出来ていて、そこに並ぶことに。
だが幸い会場側の手際もよく、立ち止まることもなくスムーズに会場入り。ライブ会場に入る時って結構カオスになることも多いのだが、さすが有明だけあって(?)スマートに来場者を捌いていく。
入場後
私の座席はアリーナ後方のDブロック。事前情報ではアリーナは平坦で後方だと見づらいと言う話もあった。ネットの情報によると、アリーナ後方よりバルコニー前方の方が見やすそうとか。
で、入ってみて確かにそう思った。バルコニーはアリーナにせり出す感じになっており、ステージからの距離感で言うとアリーナ後方ブロックの7列目と、バルコニーの最前列が同じくらいの距離になる(アバウトに言ってます)。
で、アリーナは確かにほぼ平坦。かなり緩やかに傾斜している感じもするが、前に背の高い人いるときつい。今回、私の席は幸い大きな支障はなかったが、それでも前のブロック(列にして10列くらい前)の背の高い人の頭も視界に影響するほどに、ちょっと平坦すぎるきらいがある。
一方、バルコニーの方は傾斜もしっかりあって見やすそうな雰囲気。ただし、バルコニーの後方になってしまうと、さすがに距離的にちょっと遠くなってしまいそうな感じだった。
一長一短なのですね。
ある意味当たり外れの少ない席配置とも言えます。アリーナの傾斜もうちょっと何とかして欲しかったけど
ステージと客席の距離は近いので、アリーナ後方でも視界が遮られなければ結構よく見える。アーティストの表情もわかるレベル(視力によります)。
写真だと伝わりづらいかもだが、こんな感じ。傾斜が緩すぎるのが難点だが、十分ステージを堪能できる近さではある。
最前列とかだったら近すぎて気絶しそう。
ライブ会場にしては珍しく(?)、携帯の電波がよく入る。なのでTwitterなどを眺めつつ開演を待つことに。
ほどなくして、会場のBGMが止まり、ファンファーレの音が響き始める。そして場内が暗くなり・・・。
照明が暗くなる前にファンファーレの音が鳴り始めたので、意外と気づいてない人が多かったのです。
オシャレな入りですね。
そして開演
リトグリの本格的なライブとしては、コロナ流行後、初の「声出しOKライブ」。正確に言うと、4/20に開催された「リトグリCLUB 限定LIVE “Fanfare” 0」が初だと思うが、まあその辺は気にしない。
みんなが待ちに待った「声出しOKライブ」だが、観客も結構みんな声出ししないライブに慣れ切っていて、ちょっと緊張してない? と言う私はとても静かに一人で鑑賞しているのだが。
リトグリサイドもそのあたりに気を使ってか、序盤から積極的に、そして自然に観客が声を出しやすいように誘導する感じにパフォーマンスしていく。気づけば以前のライブのように、観客の歓声と熱気に包まれたライブ会場が出来上がっていた。
やっぱり歓声あったほうが盛り上がるのです。
一体感が出ますよね。
パフォーマンスは、6人のリトグリとして違和感ないレベルに完成されていて。前回も触れたがミカさん、結海さん、miyouさんはホントすごいと思う。一方、同じようにオリジナルメンバーのかれんさん、MAYUさん、アサヒさんもパワーアップしているのだろう。凄みと言うか表現力的なものが一層刺さるように感じた。
と言うかすごい個人的な感想で言うと、毎回のことではあるけれど、やはり生で聴くかれんさんヤバいですね。表現力オバケ。VOCALOIDのボイスバンクとして発売されたら絶対買う(他のメンバーでも出たら買っちゃうと思うけど)。表現に独特の幅があるから、調整めっちゃ難しそう。
ネタバレなしなので曲目については具体的には触れないが、結構意外と言うか、懐かしい曲もあったり。でもこの6人で歌うと全て新鮮。私としては昔の曲もどんどん新しいメンバーでやって欲しい。
ファンによっては、想い入れの強い曲を新メンバーが歌うことに複雑な気持ちを抱える人もいる。それも理解しているつもりだが、それでも私としてはどんどんやって欲しい。曲を封印するなんてもったいない。異論は認める。だが決めるのは運営サイドだし、私はその運営サイドを応援したい。
ライブ時間は全体で2.5Hほどだっただろうか。時計確認してなかったのでアバウトだが、いずれにせよホントあっという間に。前も似たようなことを書いた記憶があるが、リトグリのライブだったら24Hぶっ通しでも飽きずに楽しめる自信がある(たぶん途中でちょっと寝る)。
だが聴く方はよくても、あれだけのパフォーマンスをぶっ通しは流石に過酷過ぎる。と言うか現状の活動ですら素人目には過酷すぎるように見える。ファンの期待はそれぞれのファンごとに膨らんでいくものだけど、リトグリにはゆっくりとマイペースに、そして長く活動して欲しいなと改めて思う本日(執筆時点)でございました。
終わりに
「Little Glee Monster Live Tour 2023 “Fanfare”」は、4/20に開催された「リトグリCLUB 限定LIVE “Fanfare” 0」を除けばツアー初日である。一方、私はライブ観覧は「ツアーごとに一回」「遠征はしない」と自分で制約を掛けている。ので私にとっては最終日。だが、公演はまだまだあるし、また行きたいなと思ってしまった。リトグリの誘惑はすごい。
ペース配分も大切ですからね。
でも幕張行かなかったことは未だに後悔してます..
今後とも精進する。
このサイトはボカロ曲作り手のSaireiが、自由に言葉を紡ぐ随筆サイトです。
Saireiによるボカロ曲チャンネルです。→
Share your opinion!