2023.1.7 リトグリのライブ、Live Tour 2023 「Join Us!」@東京・昭和女子大学 人見記念講堂に行った。当日は第一部、第二部と二回ライブが行われたが、私は第一部の方に参加した。
セトリなどのネタバレをせずただ感想を述べる。
*本稿はライブレポではなく随筆です。
皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。
ライブの観覧を終えて..
( ゚д゚)ポカーン
早く現実に戻りなさい。
今回、何か放心して筆が進まない。何から書けばよいかわからないのだ。私の中では、リトグリのライブと言えば「高揚感」。今回もその高揚感を存分にいただいたが、高揚しすぎてフラフラしている。一時間ちょっとの短いライブではあったが、この短い時間に濃密な何かが凝縮されている。何が凝縮されているのかはよくわからない。
リトグリらしいライブであったと言えばそうだし、だが新体制での初めての本格的なライブでもあったわけで一概にリトグリらしいと言ってもあまり正しい表現ではないかも知れない。
要領を得ない感想ですね。自称エッセイストなのに。
開演までのことは時間があったのでメモを綴っているのです。。
今回は私は余裕を持って入場したので、開演までのことはつらつらとメモを残していた。ほぼ個人の日記なので適当に読み流していただきたい。
開演まで
というわけで個人的な話で恐縮だが、私は日暮里在住。その前は三軒茶屋に住んでいた。日暮里から三軒茶屋への乗り継ぎももちろん熟知しており、山手線で渋谷まで行って、、と何も調べずに思っていた。しかし前日の夕方に何気なくTwitterのタイムラインを眺めていると、何とかれんさんが山手線の運休情報をツイートしている。え、山手線止まるの?..
アーティストのツイートでそう言うの知る人ってホントにいるんですね..
ホントにいるのです。リトグリ公式でもツイートしてましたね
いや危なかった。私の家の立地上、山手線が使えない場合は西日暮里駅から地下鉄で行くことになる。無駄に日暮里駅に行かなくてよかったし、最悪の場合池袋で気づくことになったかも知れない。自分の情弱さに呆れつつ、かれんさんには感謝を。
そして当日。電車のダイヤも混乱するかもと思い、早めに三軒茶屋へ。早めに現地入りして、お茶でも飲みながら優雅に読書する計画であった。
だがいざ到着してふと我が身を省みると、今更だが何か服装が気になり始める。基本的に私はざっくりとアーティストの雰囲気にあわせた服装でライブには向かうことにしている。細かくはこだわらず、最低限な感じに。今回もそんな感じ、、と言うかasmiさんのライブに行った時と同じ服装(何か適当にゆるくて明るい感じ)でいいや、くらいの感覚で適当に装備を整えて戦場へ向かっていた。
ともあれ、とりあえず現場は抑えておく
だが、今回は実はかなりの良席でチケット当選している。もしかしたらワンチャン、メンバーの目に触れたりとかあるかも知れない。せっかくだしメンバーカラーをワンポイント取り入れてみよう。我ながらそんなカワイイことを急に思いついた。
と言うわけで私は急遽予定を変更して、推し色のマフラーを探すことにした。マフラーなら回せるし(リトグリのライブではタオルを回すタイミングが定番として存在する)、ちょうど首まわりが寒かったのでちょうどよい。昼食もそこそこに三軒茶屋の街を徘徊し始めた。もともと住んでいた三軒茶屋だが、勝手知ったる街、、とは行かず、そもそもどこにマフラーが置いてあるのかよくわからない。
唐突にマフラー探し始めるって..
通販では間に合わないのです..
と言うことでいろいろ探し回ったが、そんな都合よく特定色の単色のマフラーなど見つかるものではない。正確に言うと、当初はマフラーを置いてる店にさえ辿り着けば簡単に見つかるとタカをくくっていたが、意外と売ってないんだなと。
で、4軒くらい捜し回ってやっとそれっぽいものを。明らかに女性用の洋品店。きっと女性向けのマフラーなのだろう。だが私の着こなしテクニックに掛かればそんなことは問題ではない(雑なだけ)。
そこまでビビットな色のものではなかったので、店員さんに「これって○色のマフラーですよね?」と謎の質問をしつつ、怪訝な顔をされながらタグなども取ってもらいその場でゲット。
「これは○色のマフラーですよね?」「はい、これは○色のマフラーです。」と言う謎の会話を繰り広げたのです。
見ようによっては怪しげな合言葉みたいですね。中に何か詰まってそう
そんなこんなで無事ワンポイントカラーも装備し、意気揚々と会場へ。
そして会場入りして驚いた。真ん中のプロックの6列目。一列目は存在しないから実質5列目。もっと言うとこのブロックは2列目もカメラとかがある関係で観客を入れてなかったから、ある意味4列目だ。そしてステージにせり出しがほとんどないので、もうホント間近である。これはホントにマフラーを買った甲斐があったかも知れない。
ちょっと伝わりづらいかもだがこんな感じ。この”Little Glee Monster”の文字の前でパフォーマンスが繰り広げられることになる。
着席後、そわそわしながらツイッターのタイムラインを確認したり関連ツイートを漁ってみたり。これも昔はなかった楽しみ方だ。昔は待ってる時間は割と手持ち無沙汰だったのだけど。
しかし電波の状況は良好とは言えず、しばらくするとネットが使用不可に。なのでもともと今回のライブ感想をサイトに載せようと思っていたこともあり、スマホで草稿し始めた。ここまでの文章が妙に長いのはそのためだ。
で、そうこうしているうちに手拍子が鳴り始めて、会場全体を包み込む。。
改めてライブの感想を。
いやー、ライブってホントに素晴らしいものですねえ。
いつものセリフですね。originated from 淀川長治
以前随筆で語ったが、私がアーティストの好きなポイントは基本「声」だ。と言うか好きになる理由は「単に感覚的なもの」だし、そこは深く考えていない。きっと全体的な雰囲気とか売り出し方、その他諸々を総合的に見て好きになっているに違いない。だが最終的に、歌声に中毒性を感じると言うか。その声を聞くと安心する、的な作用が働いた時にそのアーティストにハマったような気がするのだ。
今回はミカさん、結海さん、miyouさんと3人新しいメンバーが加わって、自分がどう言う感想を持つのか少し不安を感じていた。*以下の稿にそのあたり言及していますが、読まなくても繋がります。
リトグリを見るたびに、ずっと思っていること。各曲のパフォーマンスでレベルを維持、向上させていくのは桁外れの修練の賜物なのだろうなと。もちろんプロのアーティストの方々はそれぞれ修練を重ねているのだと思う。ただリトグリの場合は歌唱とダンスに加えて、とにかく合わせるのが難しそう(素人の意見です)。しかも期待される歌唱力とハーモニーのレベルが高い。
これでいきなり3人追加と言っても、そんなスッと入っていけるものなのか。私は以前のリトグリと今のリトグリを比較するべきではないと思っているし、比較するつもりもない。メンバーが変わったのであれば変化もするべきだ。だがリトグリはリトグリなので、いちファンとしてリトグリのリトグリらしさはやはり大事なポイントと思う。
とりあえず何回「リトグリ」言うんですか..
「旧リトグリ」「新リトグリ」と分けて考えている人もいるし、それはそれぞれの価値観だと思う。特に昔からのファンの方々はまた特別な思い入れもあって当然。芹奈さんやmanakaさんのいたリトグリとそうでないリトグリを、同じリトグリだとしても別物として応援する人もいるだろう。
私は新旧をわけて考えないことにしている。リトグリはリトグリであってリトグリ以外の何物でもないと言う考え方。変化を続けていったとしても、リトグリはリトグリであって欲しい。何言っているかわからないかも知れないが、今の私の筆力ではこれ以上表現出来ない。
私はリトグリのライブに「リトグリらしさ」を求めていたのです。
ここではセトリなどのネタバレはしないが、一曲目から感じたこと。ああ、これはリトグリだと。いやむしろリトグリだなと。私の思っていた「リトグリらしさ」からは変化があったかも知れない。だが、何かそれを超える方向に向かっている気もする。そもそも「リトグリらしさ」は言語化出来ないし、感覚論でしかない。少なくとも私が今回得た答えは「引き続きリトグリを応援しよう」 一言でいうとそう言うことである。
新メンバーのミカさん、結海さん、miyouさんもその中でその「リトグリらしさ」を作り出していて。と言うかすごくない?彼女たちがリトグリに加入してから数ヶ月にも満たない。その間自分に何の成長があったのかと思うと少し悲しくなる。が、これは「やれば出来る!」と言うメッセージとして私は受け止めたい。
見習いたい吸収力
これからも楽しみです。
そしてこれには、迎え入れたかれんさん、MAYUさん、アサヒさんの努力や包容力、指導力もあるのだろう。もちろん運営スタッフも含めた全体のバックアップも含めて、改めてリトグリはかれんさんの言った「明るい未来」を自分たちの手で切り開いている。
そんな力強さが、ライブのパフォーマンスにも現れていたように思う。
そして、一時間があっと言う間に。強烈な余韻を残して、あっと言う間に終わってしまった。後7時間くらいは見続けたかった気もするが、それだとあまりの高揚感で気絶したかも知れない。
次のリトグリの本格的なワンマンライブは未定(注:「Join Us!」ツアーはこの後1.8、1.28と続く)だが、EPをリリースするという公式発表もあったので、それに合わせて開催されるかも知れない。ハードすぎるのも心配なのでまったりとやっていただきたい気持ちもあるが、開催されるのであればまた是非駆けつけたい。
引き続き応援します!
まあ実は最初からそこは迷ってなかったですけど。
今後とも精進する。
おまけ
東京餃子楼 三軒茶屋店
私が三軒茶屋に住んでいた頃によく通っていた名店。もちろん餃子がおいしいのだが、私が好んで一緒に頼むのは「もやし」
シャキシャキのもやしに味の濃いひき肉が掛かっていて絶妙。早めに出てくるところもポイント。これでつないで餃子待ち出来るのである。
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