随筆(第28篇)スーパー銭湯 露天エリアでの喧嘩に遭遇して思ったこと

スーパー銭湯でサウナに入って、それから水風呂に浸かる。そして外気浴のために露天エリアへ。私はまさに整おうとしていた。その矢先、露天風呂の付近でマナー違反を巡る大喧嘩が。私は整いながらもその喧嘩を傍観していた。その顛末そして思ったことを今回はお届けする。

このコーナーでは日々のできごとや日頃思うことを雑多に綴っています。

今回のコメンテーター

皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。

目次

銭湯での戦闘

本日12/7、仕事は休み。

天気もよかったので、郊外の天然温泉つきスーパー銭湯に向かった。

雲一つない青空に、穏やかなそよ風。

こんな気持のいい日は、朝から露天風呂に限る。


直球で日記ですね。クソ回の予感

Sairei

ツッコミ早いですね。。クソ回って

そんなわけで、風呂ーサウナー水風呂と定番のコースを辿って外気浴へ。整う準備は整っていた。

外気浴のために外に出ると、露天風呂の横で何やら揉め事が。揉めているのは50代後半と思しき中年男性と20代前半くらいの若者。どうやら、若者が露天風呂の入り口(その露天風呂は仕切りに囲まれていて、入る場所が限られている)に座っていたところ、中年男性が押しのけて口論になったらしい。

入り口に座るのはダメですね。

Sairei

他の人が入れません。

だが、いきなり押しのけるのもどうだろう? そして口論を聞いていると、中年男性もメチャクチャなことを言っている。興奮したのか、大声で喚いていた。

「オレはここの常連だ。オマエはすぐ出てけ!」
「オマエはXXXだ。マナー守れないやつは日本人じゃない!」

と言う趣旨の発言を繰り返す。放送は控えるが、XXXは他国人だったり、特定の職業だったり。

関係ない人まで敵に回すパターンですね。

Sairei

他国の人をケナすのは、その時点で品位疑います。ネットでもたまにいるけど

もはや聞くに堪えない罵詈雑言が続いたところで、銭湯のスタッフの人が止めに来て終了。スタッフの人が宥めている間もずっと問題発言を繰り返していたが。


で?

Sairei

えっ?

注意される心構えを考える

そんな騒がしいやりとりを見ながらも、私は整っていた。

そして考えた。もし万が一、若者がキレて中年男性に手を出したらどうなっていただろう。中年男性の罵詈雑言は、それほど過激だった。若者がキレて何か仕出かしても、現場に出くわした人間としては喧嘩両成敗的な感想を持ってしまう。だが世間の扱いはそうはならないだろう。

「マナー違反を注意され、逆ギレしてXXした」と言う流れ。

Sairei

そうなのです。

報道でよく目にする、マナー違反を注意された人が逆上して犯罪になってしまうケース。ニュースだけを見ると以下のような感想を持つことになる。

  • 逆ギレして暴力とは、言語道断だ
  • 注意した人は、いい事したのにかわいそう。

報道では被害者側の瑕疵には一切触れない。報道のあり方をディスっているわけではない。このケースでメディアが注意した側の問題に言及し始めると、もう注意なんて出来ない世の中になる恐れがある。

誰でもスネに傷を持っている。

Sairei

そうでなくても、そう言う報道が流行りだしたら怖くて正しい注意ができなくなります。

だから報道がこうなるのは仕方がないこと。そして報道まで行かずとも似たようなことが言える。状況説明の段階になると、間に入る人はとにかく話を単純化したがる傾向がある。「要はマナー違反して、注意されて逆ギレしたんでしょ?」と言う形で片付けられてしまうリスクが高い。いったん加害者と認定されると、ややこしい言い逃れは聞いてもらえないこともある。

今回の若者も、まあ逆ギレはしていたのだが一線を超えなくて無事に済んだ。スタッフの人が飛んでこなかったら危なかったかも知れない。私が止めたかも知れないが。。

整ってるだけだったのに?

Sairei

整いながら止めます!

ボーッとしていて、意図せずマナー違反する場合もある。そんな時、急に突き飛ばされたらどうするだろう?今回がそうかはわからないが、有り得るケースだ。そんな時、自分ならどう立ち振る舞えるだろう。

冷静さを保つことが大事。

それで自分の身を守ることが出来るだろう。そんなことを考えされられた出来事だった。

Sairei

「こう言う時はもう何も考えず謝っちゃう」
そんな自分ルールがあってもよいと思います。私なら言い負かすけど

相手してもメリットないですからね。

今後とも精進する。

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コメント一覧 (2件)

  • 見ず知らずの人に注意した側がプロレス技をくらって一生車椅子になり「注意しなければ良かった」というコメントをした という内容の報道が何年か前にあった。技をかけた方はもちろん悪いが、注意する側は警戒心がなかった。誰でも、見ず知らずの人間に注意をしようとする者は、注意した場合 上のような事件に巻き込まれるかもしれないことを思い出した方が良い。
    相手がどのような人間なのか、全くわからないのだから。

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