[ボカロ哲学] ボカロPの転生について、3年目の私がざっくり考察する (随筆第104篇)

前置き

ヒトの行動に対してとやかく言う人多すぎじゃない？インターネット上でふらふらしていると思う。まあネットの性質というか、そういうコメントが目立っちゃうと言うか、そう言うコメントをやたら目にしてしまう私が悪いような気もするけど。

ボカロPはこうあるべき、とか、コレをしてはいけない、とか。そんな発信がやたら目についてしまうのはなんでだろう。それだったら、こうしたい、コレはしたくない、みたいなやつの方が個人的には好きなのだけど、何か少数派な気がしますね。知らんけど。

そんなわけで今回は「ボカロPの転生はクソだ」と言う意見に対して、逆アンチテーゼをかましてみたいと思う。思わない。

そもそも「ボカロPの転生」とは

ざっくりシンプルに言うと、ボカロPとして活動していた人が、それまでの名前やSNSアカウントなどを手放し、新しい名義で再びクリエイターとして活動を始めること。心機一転、新しい活動を始めたいと言う純粋な目的の場合もあれば、これまでの活動に行き詰まりを感じ、リセットボタンを押すような感覚で転生する人もいる、、らしい。そう言えばリセットボタンって今でも通じるのかしら。。

「ボカロPの転生」はアリ？ナシ？

私個人の感想としては、転生って逃げてるような印象、正直ありますよね。ネット社会で叩かれやすい行為なんだろうなと思う。好きか嫌いかで言ったら、あんまり好きじゃないかも。新しく生まれ変わった先で、これまで自分がやってきたことを無かったことにして活動するのって、私としてはちょっと考えられない。用を足した後、自分のお尻を自分で拭うように厳しく躾けられたこの私には、自分の歴史を無かったことにすることは出来ないのです。

これってイメージの問題である気がしていて。転生すること自体が嫌いと言うよりも、転生に伴って逃げたり、嘘をついたりするケースが多いイメージがあるので、そこが私にとってはポイントですかね。これまでの作品、積み重ねを放棄するようなやり方だとカッコ悪いし、ましてや転生してルーキー面するのは、やはり偽物っぽい。

---

ただ、クリエイターの戦略も、活動の目的、目標も人それぞれ。転生をすることで、そのクリエイターがその目標に近づけるのだとしたら、それはそれで全然ありだとも思うんですよね。結局楽しんだもの勝ちだったり、成功したもの勝ちだったりするわけじゃないですか。それに対してあれこれ意見するのは、いかにもダメネット民って感じで、私としてはそこに落ちたくはないなあって。まあ、経歴を誤魔化してコンテストに応募するとかはルール違反なのでダメなんだろうけど。ちなみに私はルール違反はダメだと思うが、他人のルール違反をSNSで指摘しているクリエイターにも、正直あんまりいい印象は持ってない。それがキミにしか出来ないことなのだったら話は別だけど。

あと、転生とは言っても、公言していたり、公言していなくても誰から見ても明らかな状態にしていたりするケースも多い。そう言うのは正直何とも思わないと言うか、ああ、試行錯誤してるんだなあと思う。目くじらを立てるような要素は一つもないですよね。

Saireiの転生について

Sairei自身のことで言うと、楽曲制作を始める前から、これはネット上での私の分身なのです。どれだけバズらなくても、逆に炎上したとしても、転生はしない、、はずです。知らんけど。

ただ、最近Saireiのキャラ設定を大幅に変更したんですよ。と言うかもともと設定なんてなかったのだけど。風属性の天使として転生しました。各SNSのプロフィールとか全部書き換えちゃってます。これからは生まれ変わったつもりでパタパタしたいと思います。

終わりに

まあでも、どうなんですかね。なんかよくわかんないですよね。

今後とも精進する。