そもそも原点って言葉の意味なんですけど。コレ調べると結構深くて、いろいろあります。超ざっくり言うと、ゼロからスタートする場合のゼロが原点ってことですね。言葉どおりに捉えれば「原点回帰」とはゼロに戻ること。だがニュアンスは違う。先に進む時に使う言葉。ある種の抜本的な飛躍を想起すると言うか。まあ「時間」が一方通行である以上、物事って先にしか進まないですよね。
・・・だから何だ?って今書いてて自分で思いました。原点回帰。最初から書き直そう。。いや、それは宇宙の法則に反する。宇宙とはつまり時間であり、それは後戻りなど出来ないのだから。。
何の宗教ですか
自作曲の紹介なのです
皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。
27曲目の制作
今作は27作目。2024.1.4に動画サイトに投稿。Sairei初のVoiSona曲。V6、SVと来て3つ目のボカロソフト。ボカロ始める時はV6一本で行く気マンマンだったのに、増えてくものなんですね。一つ極めたほうがよい気もする。だけど、新しい音源を使うと新しい発見も。それが可能性を拡げることを信じているのです。どうなるんですかね。
ボーカル制作
正直VoiSonaはノーマークだった。知声って人気あるよね、くらいのイメージ。CeVIOと言うか可不は気になる存在だったので、可不がSVに来ると聞いてソワソワしてたんですよ。そしたら、何かリリース延期されたじゃないですか。え、じゃあ次の曲どうしよう。何となく可不曲を構想してたんだけど。
で、コレ多分あんまロジカルじゃないんだけど、可不来ないならVoiSona使っちゃえって発想に。何わけわかんないこと言ってんだコノヤロウって言われそう。SV可不が延期→何か可不っぽい他の歌手を探してみよう→可不はCeVIO→マカーはCeVIO使えない→姉妹ソフトのVoiSona使うか。・・・と言うことです。当初の目的?いやそう言うの間に合ってるんで。。
ところでVoiSona、エディターは無料。人気歌手「知声」も無料。要はタダで使えるんですよ。とりあえずちょっと触ってみるか。で、何となく頭にあるメロディを歌ってもらう。sen-sei fu-son r u singin’ songs? wait, you ah.. 結構複雑なフレーズですよ。ベタ打ちではムリなやつ。初めてのツールだしキツイかなあ、、と思いつつやってみたら、何コレ何か楽しいんですけど。タイミング、ピッチ、ビブラート調整がすごい直感的。パラメータと音声の関係がわかりやすい。変えたとおりに歌ってくれるし。コレ大事。それでいて、音素のタイミングとか変えると絶妙に発音が変化して、え、そんな声も出せるの?みたいな感動も。あとAI歌唱でありながら、いい意味でボカロっぽさが残ってる。主にシャクリとか。いいじゃんコレ、と言うのが率直な感想でしたね。UIも良い。見た目ややレトロ。コレでいい。コレがいい。大好きですこのUI。
そのまま知声でもよかったのだけど、AiSuuをお迎えして作業継続。伴奏なしである程度作り込んでみた。普段はメロ/コードが出来てからボカロに行くんだけど、意外とボカロから入るのもよいですね。何というか、一緒に曲作ってる感。
伴奏制作
今回はVoiSonaと言うゲームを一周攻略(?)して、二周目から楽器入れ始めた感じですね。最初はひたすらVoiSonaだけ鳴らして、、と言うか遊んでいたのです。で、歌唱部分を作ってみてどの楽器が合うだろうって考える。閃く。あ、これ8bitだ。ビートじゃないですよ、ビットです。意味全然変わっちゃう。
AVENGER拡張音源、8 BIT ERA。特徴は一言で言うとレトロゲーム音。作品No.25「ワクグミ」を制作する時に仕入れたものの、結局使わなかった音源。こんなに早く出番が来るとは。用途限られる音源だと思ってたけど、案外使いやすい。好き。AiSuu+8bitは個人的にビッタビタ?にハマってる気がする。
ベースだけはちょっとテイスト変えて無難にウッドベースに。でもアレですね。アコベってもともとゲーム音っぽい感じしますよね。私だけ?
MV制作
MV作るならリリックビデオ。ボカロ始めるずっと前、自分で曲作って発表するのが妄想だった頃からそう思ってた。ハードル低いし世界観も伝えやすいですよね。だが今回はちょっと野暮に思ったんですよ。曖昧な発音で歌う本作、MVで歌詞がバチッと見えるのは何か違う。作者の意図万歳。今夜の夜食はお番菜。そんなことを考えながら、キャンバスに絵の具を塗りたくるがのごとくFCPでエフェクトを掛けていく。いや、こまい作業なんですけどね実際。
なお、YouTubeでは字幕で歌詞みれます。
新しい試みづくし、なのです
テロ入れに疲れただけでは..
歌い手
・AiSuu
VoiSona世界の最初の相棒として私がお迎えしたのはAiSuu。相棒探しは非常に楽しいのだけど、あまり節操なく手を拡げるのもどうかと思うので慎重に視聴を重ねる。・・・とV6で4人、SVで5人(なおGUMI重複)お迎えしている私が言えるクチではないが、まあそれはそれとして。
これまであまりVoiSonaの曲自体チェックしてなかったので、正直ビビったんですよ。AiSuu半端ねえって。VoiSonaには他にも魅力的なアーティスト達がいるんだけど、私はAiSuuで行くぞってなりましたね。ビビった後、ビビビと来たんですよ。ともに伝説を作っていけるんじゃないかと。どんな伝説かは知らん。
曲の世界観
私は残念な性格だが頭は良い。その賢さは学業でも発揮され、特に英語は全国模試で10位以内に入ったことがある。はるか昔の記憶だが、分母10万人くらいいたはずですよ知らんけど。すごくない?・・・だが過去の栄光はよい。そこまで出来たハズなのに、何故か英語がしゃべれない。いや今は少し話せるが、学生時代は全く話せなかった。
時は遡る。中学生の頃。ある時英語教師が宣言した。
「英作文の問題ですけど、、、授業でやった単語/文法じゃないと出来ててもバツにしますね」
賢い私は思った。嗚呼日本オワタ。。いやむしろまだ始まってないのか?と言うか私は何の話をしてるのか。とにかく私はそれ以来、学校の勉強を完全に下に見るようになった。だけれども、その先生をキライにはならなかった。私はクールなガキだったので、それが先生の問題ではなく旧態依然とした日本教育の仕組みの問題と認識していた。それに先生はそれはよく、英語の歌を教えてくれた。500マイルとか、イマジンとか。今でも好きな歌。
待って、でも英会話教えてよ。。
令和になった今はどうなんだろうか。ChatGPTに聴いたら「改善してる」と答えたが、重ねて問うたら「まだ改善の余地はありますね」と言葉を濁した。何だこの人間的な反応。
そして本作が生まれた。懐疑主義的現実主義的反骨精神を胸に、ニヒリズムとアナキズムを交えてボカロ曲に昇華させたのが本作である。さあ!
結局何の話だ「さあ!」って言われても
ポピュリズム批判曲なのです..
こんな時に聴いてほしい!
この曲の合うシチュエーションを挙げさせていただく。
- 勉強の小休止中
- 勉強がつまらない時
- 英会話したい時
個人的にはチルアウト用の一曲として制作した。気分リセット用。
サブスクでの配信
Apple MusicやYouTube Music、Spotify、etc. 気が向いたらぜひご一聴を!
(以下のリンクから各サブスクへ飛べます。2024.1.24配信開始)
終わりに
V6、SV、VoiSona。界隈を代表するボカロソフト。マカーなのでCeVIOは使えない。次はやっぱりPiapro NTなんだろうか。初音ミク専用機。シャア専用ザクみたいでカッコイイ。でも調声難しいってよく聞きますね。とにかく今回VoiSona触ってて楽しかったので、もっとドップリ浸かってみたい。
AiSuuだけでもいろんな表情ありますしね
長くお付き合いしたいのです
今後とも精進する。
このサイトはボカロ曲作り手のSaireiが、自由に言葉を紡ぐ随筆サイトです。
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