私の性格は一言でいうとマジメ。マジメが服を着て歩けば私になる。なので私の作る歌詞は何か暗い。自分で納得して完成させている訳だし、暗いから悪いと言うことではない。だが、たまには明るい曲も作りたい。だが一つ忘れていたことがある。陰キャが無理して明るくしようとすると空回りしがち。
メロディと歌詞を作ってみて、ふと我に返って見直す。うーん。何かちょっと、、”イタイ”、、のかな?とか。でも塩味利いている感じが捨て難く。そのまま完成させてしまったのが本曲である。
曲に性格が出てしまうのです..
まあそれも個性ってことですかね。
皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。
11曲目の制作
今回は11作目のご紹介。2023.6.8に動画サイトにアップロードしている。今作は符色をお迎えしての二曲目。前作は符色をメインボーカルに据えたが、今回はGUMIとのツインボーカルにしてみた。交代でリードを歌うよう意識して制作。
また冒頭で述べたとおり、「明るい感じにしよう」と言うコンセプトで詞・曲を捻り出したが、結果として妙な雰囲気の曲になったことは自覚している。今改めて振り返るとテンポが遅い気もするが、正解などない。妙な雰囲気なら妙な雰囲気で良いのだ。と言うか別に普通にいい曲じゃない?と作者は語る。問題点があるとすれば、歌詞の方向性が着陸しないまま曲が終わってしまうことくらい。
歌い手
今回は以下のフォーメーションで制作している。
- メインボーカル:GUMI & 符色
- コーラス:Po-uta
曲の世界観
私Saireiのおかしな頭の中。誤解を恐れずに言えば異空間。それがこの曲の世界である。いつも深く考え込んで歌詞を作ってしまうので、今回は敢えて深い意味を持たせずに作詞した。もう一度言う。”敢えて”である。陰キャの私は明るい=黄色だと思っているので、バナナを割とフィーチャーした歌だと思う。自分でもよくわからない。
ちなみに歌詞に出てくる「ザンジバル」はタンザニアに吸収されたかつての島国。一般的にはジオン軍の戦艦と言うイメージしかない(管理人個人の認識です)が、私はタンザニアを旅行した時に着陸したことがある。着陸するだけで降りないと言う謎トランジット(?)だったので、逆に印象に残っている。
同様に歌詞に出てくるハバナはキューバの首都だが、私には縁もゆかりもない。バナナに語呂が似ているから適当に入れただけ。思い出してもちょっとイタイ感じがするが、また同じような試みはすることになるだろう。
キューバもいつか行きたいのです。
話が変わってきてますね..
こんな時に聴いてほしい!
この曲の合うシチュエーションを挙げさせていただく。
- 頭を空っぽにしたい時
- 無性に違和感を感じたくなった時
サブスクでの配信
Apple MusicやYouTube Music、Spotify等の主要なサブスクサービスでも配信開始している。サブスクご利用の方は気が向いたらぜひご一聴を。(以下のリンクから各サブスクへ飛べます。)
終わりに
本作は2023年のSaireiのボカロ活動にとってキーポイントとなった曲。本作まではホントに何も考えていないと言うか、純粋に作りたい曲を作っていた。私はそれでもよいと思うが、何か少し童謡のテイストなんですよね。次作以降は童謡色をなるべく外すよう心がけている。そして、その後プラグインとか導入した関係でまた作風に大きなインパクトが。なので本作はある意味最後の初期Sairei曲らしい作品と言えよう。
作りたいように作ればよいのです
“やりたいようにやる”にシフトしてる感じですね
今後とも精進する。
このサイトはボカロ曲作り手のSaireiが、自由に言葉を紡ぐ随筆サイトです。
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