横浜。相鉄ムービル。地元過ぎる。。
私は今でこそ日暮里在住で東京都民ぶってはいるが、横浜出身者である。知る人ぞ知る、戸塚区と言うそこそこ大規模な辺境地域で健やかに育った。当時の戸塚は草しか生えておらず、塾や買い物等々、いちいち横浜に行かなければ何も出来なかったので横浜駅には散々お世話になっている。そして、映画館と言えば相鉄ムービル一択だった。
そう言えば、「相鉄」ってあなたはご存知だろうか?
「相模鉄道」略して「相鉄」と言えば、横浜界隈では知らぬものはいない大規模勢力である。横浜駅を起点とする相鉄本線、そして界隈の運転免許を支配するあの二俣川から分岐する「相鉄いずみの線」。
地域を支える大型スーパーである「相鉄ローゼン」、そして私がバイトをしていた「相鉄フードサービス」。あの日見た相鉄労働組合の運動。。
大人になって、相鉄を知らない(あるいは「どこかで聞いたことがある」レベル)人が大半と判明した時は軽いショックを受けたものだ。
ライブのこと語る気ゼロですよね..
マニュアルによると、ここで大半の人が離脱することに..
と言うことで、2023.6.9、asmi special live tour 「Nice to meet you !」@Yokohama mint hallに行ってきたので感想を綴りたい。毎度のことで恐縮だが、今回はライブの内容にほぼ触れず、ただ管理人の個人的な感想を述べる回である。
一応ライブ記事なのにライブの内容がわからず、ごく一部の方には大変な不評をいただいているシリーズではあるので、お読みいただけるのであればそのつもりで予めご了承いただきたい。
皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。
開場まで
2023年6月9日 金曜日。朝は雨が降っていたが、午後から雨は上がって。それでもどんより曇り空。不肖この私も、前日YouTubeに自信作をアップロードしたら逆に登録者が減ってしまい心中穏やかではなく。
それはよいとして、本日は待ちに待ったasmiさんのライブである。雨が上がったことにより傘が不要になったのは重畳。私はYouTubeの反省もそこそこに、上機嫌で横浜へと向かった。
今回の舞台はYokohama mint hall。相鉄ムービル3Fのライブハウス。前述のとおり、私は横浜は非常に馴染み深い地域なので目を瞑ってでも行ける。そんなわけで計算通り、開場時間の30分前に到着。整理番号順の入場なので多少余裕を見たが、そもそも後ろの方の番号だったのであまり意味がなかったかもしれない。
相鉄ムービル。看板も昭和的な哀愁が漂う(個人の感想です。)
相鉄ムービル自体は遥か昔に何度か来たことがあるが、ライブハウスなんてあったっけ?と言う認識だったのでその点が少し不安。しかし、建物の2Fに上がるとすぐに案内板があり。全く迷わずに待機場所に。
私はasmiさんのライブは3回目。asmiさんはファン層が若そうなイメージがあり、年齢不詳とは言えもう若者面は出来ない私からすると最初は浮いてしまわないか不安だった。が、3回目ともなると何の不安も支障もない。
asmiさんのライブに来ている面々を眺めると、確かに二十歳前後かな、と言う若い方々が多いと言えば多いが、老若男女、割とバラエティに富んでいる。そして私は自然に溶け込んでいる。少なくとも私はそう思っている。
それにしても、よくも悪くも相鉄ムービルは変わらないなあと言う印象。昔来た時の記憶が鮮明にあるわけではないが、外観も内観も昭和的ノスタルジーを漂わせる。私が昭和時代に相鉄ムービルに来たかどうかは別として。
ちょっと相鉄ムービルを小バカにしてませんかね。
何か失礼があればお詫びします。。(相鉄大好きです)
絶好の位置に配置されていた案内板。
案内板を見るとテンションが上がる。ライブハウスでのライブは、案内板を見た瞬間から始まると言っても過言ではない。
整理番号に合わせて待ち行列の並ぶ場所も指定されており、ストレスなく待機。そして定刻どおり入場が開始される。
開演まで
今回のライブハウスはキャパ200人弱と言ったところ。当然のごとくSold Outとのこと。私はFC最速で予約して後方の整理番号だったので、その時点でほぼ完売に近かった可能性がある。
私は自由席の場合隅っこの方に陣取りたい人なので今回も右端の席を確保。ライブは角度あった方が視野の調整がし易い気がするんですよね。あくまで個人的な意見。asmiさんは特に、基本的に左右に動き回るタイプなので隅から角度調整して見る方が見やすい。(弾き語りの時は位置固定されます。)
・・・とか思いながら待っていたら、スタッフの方に「満席なので詰めてください」と言われちょっと中の方に移動。それでも結果的にそちらの方が見やすかった気がする。
場内風景。ステージはとても近く感じる。ただし、前の4列は傾斜がないので4列目だとスタンディングの際はやや見づらさも。
着席時は遮るものがなく、快適な視野だった。
そんなこんなで席に鎮座しつつ待っていると、場内アナウンスが。
「本日はasmi special live tour “Nice to meet you ! “にお越しいただきありがとうございます。なおライブ中の撮影は・・・。」
んー。よくあるアナウンスだけど、どこかで聞いたことのあるような声と言うか。何か違和感が。これは私だけでなく、その場にいた人全員が感じたはずだ。さて、その違和感の正体とは。それはここでは敢えて語るまい。
そんなこんなで、ライブがスタートする。
とても中途半端な情報が..
ぜひライブへ足を運んで確かめていただきたい..毎回同じことが起こるか知らないけど
そして開演
そして開演なのだけど、実は毎回ここで筆が止まる。何故ならば、ライブの内容には触れないようにしているからだ。感想は基本的に毎回同じ。ライブの内容は毎回違うし、違うことを感じるからこそ何度も足を運ぶのだけれど、書くことは毎回同じ。
幸せな時間を過ごした。
以上である。
御身は、自称エッセイストでしたっけ..
自称なので文章表現のスキルは問われないのです。
ところで、これは私だけの感想かも知れないのだけど、asmiさんが観客に歌わせるパート、毎回難易度高くないですか?
そもそもasmiさんの曲は全体的に難易度高めだとは思うのだけど、その難易度を容赦なく客席に振ってしまうと言う。そして、それを見事にこなしてしまう客席も客席である。もしかしてasmiさんのファン層って歌唱力高い?
今回もかなり難しい箇所が観客にあてがわれたのだが、何か全然音程ズレずに客席がコーラスしているのを聞いて少し鳥肌が立ってしまった。私も好きで何度も聴いた曲だったので何とかついていったつもりではあるけれど、音程は自信ない。
一般的に客席にはシンプルなコーラスを求めることが多い気がしますけど。
asmiさんはその点無邪気に容赦ないイメージ..
私的にはそこも含めて好きだったりもするし、もちろんシンプルな部分のコーラスを求めるケースもある。そもそも自分がついていけなくても客席全体がちゃんと対応するので、別に構える必要はない。個人的には、難しい部分も対応出来るように聴き込んでおきたいと思ってしまう。
そんなこんなで、楽しい時間もあっと言う間。asmiさんが間近で見られて夢のよう。今回のライブハウスは今のasmiさんとしてはかなりキャパの狭い箱だったと思う。実際、11月には2000人くらいの箱でワンマンライブが予定されている。
asmiさんもライブ中に語っていたが、アーティストとしてはもっと大きな箱やりたいと言う気持ちも当然あり、だがみんなの近くで歌いたいと言う気持ちもあり、そこは複雑とのこと。
ファンとしても、もっと大きな舞台で輝いてほしいと言う気持ちと、近くで見たいと言う二律背反の気持ちを常に持っている。そんな矛盾はそのまま持ち続けつつ、引き続きライブにも足を運びたい。いずれにせよ、asmiさんのライブに行くことで幸せな時間を過ごせるのであれば、それでよいのだ。
管理人の場合、割りと客席規模の大きめ/小さめのアーティストをセットで応援してたりしますよね。
それは偶然ですね..
誰も興味ないと思うが、一応宣言しておく。私はasmiさんがアリーナクラスのアーティストになったら、アリーナの末席でも普通に足を運ぶだろう。別に身近で観られる機会が多いと言う理由でファンなわけではないからだ。
今後とも精進する。
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