空祭。それは美しい空と、その下にあったものを記念するための架空の祭。その空祭に纏わる歌は、誰が歌って誰に届けられるのか。今日は一年に一度の空祭。
のっけから空中戦ですね
歌詞の世界観なのです..
皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。
29曲目の制作
今作は29作目。2024.2.23に動画サイトに投稿。ボカコレ2024Winter出品作。
前作、作品No.28「メランコリィ・ラプソディ」とあわせてボカコレに投稿。前作はタイミング的にボカコレ。今作は意識的にボカコレ。ボカコレってお祭りみたいなものなのに、メランコリィって何だと。そんな想いで着手しましたよ。そんな想いで着手したんですよ。よし。タイトルは「空祭」だ。明るくいこう!って。
でも祭りってさ、、儚いよね。。世界観を練っている間に夢の空間がどんどん現実的になっていく。ウーン、、ってなる。シュールレアリスムと呼んでいただきたい。シュークリーム食べたい。
伴奏制作
今作の楽器はAVENGER拡張音源の8 BIT ERA、16 BIT ERA中心。3作品連続ですね。ピロピロさせてます。
ドラムはド定番Addictive Drums(キック除く)。今さら感。初なんです。キックは16 BIT ERAのドラムサンプルから。ベースはTRILIANでお送りしております。
Addictive Drums、扱いづらく感じましたね。私にはちょっと早かったのか。せっかく買ったので慣れていきたい。と言いつつキックを別音源にする私。そんな自分が好きだ。
ボーカル制作
コンピュータが歌うようなイメージ。ってボカロそのものなのだけど。ピッチをピッチピチにして、譜面のとおりに歌う。でもどこか危うげにビブラートしたり、ディレイを掛けたり。高音が揺らぐ。世界観重視。
ミックス&マスタリング
正直に言います。今までって、ほとんどiZotopeの自動処理に任せた部分があるんですよ。もちろん自分で聞いてヤバイなと思ったところは直したりしたけど。でも全然掘り下げてなかった。
今回音作りについて改めて考え直した。気づいちゃったんです。私音源プラグインばっかり漁ってて、DAWと全然向き合ってこなかったなって。一年経ってようやくオートメーションを積極的に使い始めた。それでエフェクトの掛け方も大きく変わってきた。ついでに、持ってるけど使ったこと無いエフェクトプラグインとかも差し込んでみましたよ。KOMPLETE14についてたヤツとか、オーディオインターフェースのオマケとか。ちょっと使うにも結構一から勉強って感じで。今にして思えば、音源プラグイン漁る前にエフェクト系を勉強しとくべきだったなって反省。
MV制作
前作同様、絵なしの純リリックビデオ。もう無心で作りましたよ。手作り感はかなりあるかと。重労働。まあ好きでやっているのだけれど。空祭なので青いです。とりあえず。
世界観を表現できたかと
心象風景が丸裸..
歌い手
・AiSuu
三曲連続三回目のAiSuu。AiSuu前提で制作。
VoiSonaにハマったのは正直想定外なんですよね。私としてはVOCALOID 6、Synthesizer VとVoiSonaをバランスよく使いつつ、折りを見てPiapro NT(と言うか初音ミク)にも挑戦するつもり。なのだけど、とりあえず気が済むまでAiSuuに遊んでもらおうかと思っております。ただ次の作品は前提を置かずに制作する予定。
曲の世界観
「空祭」と言う名の架空のお祭りを歌ったもの。何と言うか、、今作はストーリー、とまでは行かないけどシナリオめいたモノがあって。聴いて感じていただきたいですね。
作者が世界観を語るものヤボなのです
この欄の存在意義って..
こんな時に聴いてほしい!
この曲の合うシチュエーションを挙げさせていただく。
- 落ち込んでいて、かつ励まされたくない時
- 祭の日の早朝
サブスクでの配信
Apple MusicやYouTube Music、Spotify、etc. 気が向いたらぜひご一聴を。
(以下のリンクから各サブスクへ飛べます。2024.1.24配信開始)
終わりに
ボカロ始めて1年経って、何か改めて音楽って深いなって。今回作りながら、音を一つの箱に並べて行くような感覚。その箱が三次元以上の空間を持っていて。いや知らんけど。何かわかったようなコト言ってごめんなさい。私はこの曲を作りながら「音楽は難しい」と言うことがわかった。
作詞、作曲、編曲、ミックスマスタリング、MV。それぞれに深い闇とまばゆい光。私は未だに筏に乗って航海してるけど、闇に落ちないように、光に飲み込まれないようにかっこよく戦う筏上の吟遊詩人です。厨二病です。
奏でたい あなたのための 舟唄を
そういえば俳句やるんでしたねクソ句だけど
文字数コントロールは重要なのです
今後とも精進する。
このサイトはボカロ曲作り手のSaireiが、自由に言葉を紡ぐ随筆サイトです。
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