[SynthV] feat. GUMI(SV) / めざめとたびだち / ボカロ制作録Vol.26(随筆第84篇)

「SV版GUMIがリリースされるんですってね。」「あらそう、ホントなの。。」「やだわあ、急ねえ・・・。」

2023年冬の話。一人ザワザワする私。GUMIユーザでSVユーザでもある私。緊急脳内会議。とりあえず曲作るか。。どんな曲?何かスタートする感じの曲がよいですね。そんな曲作れたっけ?知らんよ、ところで誰だキミは。

・・・というわけで今回はSV GUMIリリースにあわせて制作した「めざめとたびだち」についてご紹介。

Sairei

朝に聴くイメージで制作したのです

冒頭のてんやわんやは何だ


このコーナーでは日々のできごとや日頃思うことを雑多に綴っています。

今回のコメンテーター

皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。

目次

26曲目の制作

今回は26作目。2023.12.21に動画サイトに投稿。SV版GUMIリリース日(12.20)に投稿するつもりだったけど、MIXに手間取って日付を跨いでしまった。伴奏、仮歌、MV、サムネ、投稿コメントとか全てスタンバってたのに。

と言うか最後に歌入れを差し替えるの結構シンドいですね。制作過程でボーカルに歌詞とかメロディラインが影響される。それぞれの歌手に持ち味みたいのがあるんですよね。今回はGUMIがリリースされるまで小春六花に歌ってもらい、曲調もほんのり立花色。何か差し替えるのが申し訳ない気持ちに少しなりつつ。

あと思ったのは、MIXは絶対日を跨いだほうがよいですよね?今回はSV GUMIリリース当日にボーカルMIX全て終わらせたけど、やっぱちょっとアレですね。何かバランスが。。作業してると耳、と言うか全体的に頭がおかしくなりません?私だけ?あ、ニコニコは一定期間内なら手直しOKなんですね。でも期間短かっ。

・・・と言うことで本作はYouTubeとニコニコとサブスクでMIXがそれぞれ異なると言う事態に。サブスク版は完全体、、のはずですよ。問題あっても実力値。いやまあ全てが実力値なんですけど。

伴奏制作

今回の個人的なテーマはシンセサイザー感とEDM感。シンセサイザーで浮遊感を出しつつエレピでEDM風のリズムをつけてみた。某T社「KEYS MIDI」が安くなってたんでEDMのやつ衝動買いしちゃったんですよ。エレピの伴奏はそれをカスタマイズ。自分でイチからEDM風の伴奏とかシンドいので非常に便利。

シンセサイザー(狭義)は私は滅多に使わないので、どうせ使うならホワホワ言わせてやろうと意気込んで頑張ってみた。自分的には結構いい感じに鳴らせたと思うのだが、どうなんでしょうね。感想聞きたいんですけどね。

ぼっちの悲しさ..

Sairei

荒らしでもいいから来て欲しいのです

ボーカル制作

リリース当日にSV GUMIに差し替えたので、バタバタの作業だった。とりあえず差し替えて、微妙にメロディいじって。やっぱり歌声でハマるハマらないってありますよね。で、WAVにしてゲインステージング。ゲインステージングって何ソレ食べられますか?何かわからんがとにかくやるっきゃない!(古語)

音量調整はSVのエディターでも出来る、と言うかまずそっちでやるべきと思うのだけど、私あんまSVエディター好きじゃないんですよね。大きな声では言えないけど。今回は時間もないし、いきなりWAVをドドーンとDAW上に並べ、切って削って切って増やして。。ごめんなさい何言ってるのかわからないですよね。平たく言えば、音量が大き過ぎるところを削って、小さ過ぎるところを大きくする作業。これが結構大変なのですよ。スピーカーによってもバランス変わってくるし。

余談なのだけど、初期の頃ってMIXもマスタリングもせずいきなりバウンスしてて、それでもそんな違和感なかった。何故今こんな苦労してるんだろう。。まあ改めて初期の曲を聴くと、確かに違和感ないのだけど、何か別物って感じなんですね。これはこれでエモいなあ、みたいな。音数が少ないからですかね。プラグイン使ってないのもあるかも。

MV制作

何かFCP(Apple社の動画制作ソフト)もだいぶ慣れて来ましたよ。今まで7曲分のMVをFCPで作ったのだけど、これだけで慣れたとか言えるのって何かすごくないですか。主に面の皮の厚さが。ともあれ慣れたと思っちゃったんで、少し違うアプローチをと思い、以前お世話になったTextAlive(MV自動生成サービス)をハイブリッドさせてみた。グリーンバックにして文字+最低限のパーティクル等を抽出する。それを3パターンほど制作し、動画内の良き処で活用。サイズ変えたり、色つけたりしながら。

時短にはなった気がする。が、うーん。馴染ませるにはもうひと工夫必要と思ったのでした。いや正直、中途半端に使うくらいなら全部自分でやった方がいいかな。。

歌い手

今回はSV GUMIのために書いた曲。前作の「ワクグミ」に続き、2曲連続の2回目のGUMIソロ。前回はV6でロボ的な歌唱にしたのでテイスト全然違うけど。

初めてのSV GUMI、、なんだけどアレですね。やっぱ制作しながら声あててないと感触薄いですね。仮歌担当の小春六花と一緒に作ったGUMI曲、と言う作者の想い入れ。

曲の世界観

常々、明るい曲を作りたいと私は思っている。だが何か、気づくと謎テンションの歌が出来上がる。これは私だけなんだろうか?思わずChatGPTに相談してしまった私。「いいえ、それは一般的なことですよ」とChatGPT。キミは何でも知ってるな。。

本作も努めて明るく、明るく行こうとしながらもグネりかけ、それでも這い上がろうとするような私の魂がそのまま曲に吹き込まれた。文字どおり入魂。ちょっと意味違うけど。たださ、私は現実主義なだけだと思うんだよ。現実を直視すると、どんなテーマでも闇は出て来ますよね。。


冬の朝。雪に混じる太陽のまぶしさや、焼き立てのパンの匂い。寝起き。雰囲気をダイレクトに醸し出したくて、擬声語・擬態語を多用してみた。爽やかな寝起きなんだけど、やっぱ起きるのってツライ部分もある。それでもちゃんと目を覚ましましょう。そんな感じの世界観。

前半ほぼ愚痴ですね

Sairei

ちなみに朝食はコメ派です

こんな時に聴いてほしい!

この曲の合うシチュエーションを挙げさせていただく。

  • 冬の朝
  • 何かやる気ない時

サブスクでの配信

Apple MusicやYouTube Music、Spotify、etc. 気が向いたらぜひご一聴を!

(以下のリンクから各サブスクへ飛べます。2024.1.16配信開始)

終わりに

作る曲に季節感が出るのはよいことだ。楽曲制作を始めて一年(本稿執筆時点)、私の楽曲も去年の冬歌から一巡した。一応キッチリ四季を網羅していることを確認して、満足する私であった。七夕ソング作ったり、ちょっとハロウィン意識した曲も作ったし。マメですね、私。

クリスマスソングとか、正月ソングとか桜ソングとか紅葉ソングとか、まだ作ってない季節歌もたくさんあるのでタイミングあえば制作を検討したい。

制作期間あるのでタイミングむずいですね

Sairei

全ては気分次第、なのです

今後とも精進する。


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