「羊が一匹、羊が二匹。」眠る時にこのように日本語で数えている人は、今すぐ考えを改めたほうが良い。と言うかそれで眠れたことありましたか?私は逆に目が冴えちゃうんですけど。
One sheep, two sheep, three sheep…
今後は英語で数えるようにしていただきたい。そもそもこの言い伝えは英語圏の子守術とでもいうべきもので、”Sheep”と言う単語にあわせて呼吸することで入眠効果が期待できるのだ。呼吸のタイミングが肝。ちなみにSheepは複数形にSを付けなくて良い単語なので、文法警察にも逮捕されることはない。安心して眠って欲しい。
そんなわけで、今回は満を持してお送りするSaireiの子守唄のご紹介。
20匹過ぎたあたりからキツくないですか
100匹までは何とか..
皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。
22曲目の制作
本稿の執筆時点で既に23曲制作しているが、今回は22作目のご紹介。2023.10.13に動画サイトに投稿。
本作はある日、夜寝ようと布団に入り電気を消した瞬間に降りてきた曲である。慌てて電気をつけ直してメモを残したことは言うまでもない。インスピレーションが軽く睡眠妨害。今回のソレはメロディと歌詞が同時に来て、正直歌詞に自分の名前を入れてしまうのもどうかと思ったが、降りてきてしまったものは仕方がない。何か韻も踏んでるし。ええい、もういっそ曲名にしちゃえ。。
曲を投稿したタイミングは、まさに無色透明祭の応募締め切りが迫る時期。こんな時期に自分の名前を冠した曲を発表するのもケンカ売っている気もする。だがまあ、この界隈は懐が深いので特に問題ないだろう。
ところで、私は毎回「これが今の自分の最高傑作だ!」と言う気概で曲を制作するのだが、今回は特にそう。。と言うか粗方出来た段階で「こう言う曲が作りたくて楽曲制作してるんだよなあ。。」的な感慨に包まれてしまった。それ故逆に完成度を上げるのが怖くなって、アレンジは割と薄めに。。変な味付けをしたくなかったのもある。
いずれ「Saireiの子守唄Ⅱ」出したいのです
完成度上がりますかね..
歌い手
今回は以下のフォーメーションで制作している。
- メインボーカル:小春六花
本作はメロディがある程度出来た段階で、私のお迎えしている全ての歌姫(V6、SynthV)に歌ってもらった。私の中では全パート小春六花が一番しっくり来たので、そのままソロにした。なお私はハモリ多めの制作者と自認しているが、今回はハモリなし。ピュアにナチュラルにそのまま歌ってもらっている。
曲の世界観
子守唄って、一般的には「今日はもう何も考えず眠りなさい」と言うことを何やかんやケムに巻きながら諭すようなイメージ(管理人個人の見解です)。本作は「一日の締めくくりに今日を振り返り、明日を想って寝なさい」と言う、やや押し付けがましい子守唄である。
過ちを繰り返しながら進んでいく人生、過去と未来の刻の狭間で振り返る。楽しかったこと、辛かったこと。生きた証、流した血も忘れずに明日へ向かう。そんな想いを本作に込めてみた。
なお、本作は名曲「聖母たちのララバイ」の影響を受けている自覚がある。冒頭部分に岩崎宏美さんの香りが漂っている。「さあ 眠りなさい」が「早く眠りなさいよ」に変わってる感じだ。意図的と言うより、刷り込みと言ったほうが近いかも知れない。自称クラシック育ちの私だが、子守唄のイメージはモーツァルトでもシューベルトでもなく岩崎宏美さん。なのでマジレスすると本作は子守唄と言うよりは歌謡曲としての「ララバイ」をポップ調にアレンジしたもの、と言っていいかも知れない。
昭和の名曲ですね
今聴いてもやっぱりいい曲なのです。
こんな時に聴いてほしい!
この曲の合うシチュエーションを挙げさせていただく。
- 寝る前
- 何か使命を達成した後
サブスクでの配信
Apple MusicやYouTube Music、Spotify等の主要なサブスクサービスでも配信する*。サブスクご利用の方は気が向いたらぜひご一聴を。(以下のリンクから各サブスクへ飛べます。)
*2023.11.3配信開始
終わりに
全然関係ないが、「〇〇の子守唄」と言うタイトルは邪道。例えば「モーツァルトの子守唄」はモーツァルト作の子守唄と認識されていたからそう呼ばれているだけであって、タイトルではない。そもそも「モーツァルトの子守唄」はモーツァルト作ではないらしい。ややこしい。まあいずれにせよ、曲のタイトルに自分の名前入れるヒトってそうそういないよね。。
また豆知識入れてきましたね
ついさっき知ったのです..
今後とも精進する。
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