2023.5.14 ReoNaさんのLiveに行ってきました。(ネタバレ無し)随筆(第56篇)

2023.5.14 ReoNaさんのライブ、「ReoNa ONE-MAN Concert Tour 2023 “HUMAN”」@戸田市文化会館へ行ってきたので、感想を綴りたい。セトリなどのネタバレなしの個人的な随筆、と言うかもはや単なる日記なので、その点予めご了承いただきたい。
*本稿はライブレポではなく随筆です。

このコーナーでは日々のできごとや日頃思うことを雑多に綴っています。

今回のコメンテーター

素直な性格の戦士。管理人の意図に沿って相槌を打ちながら話を進める貴重な要員。ただし稀に反乱を起こす。

目次

入場まで

2023年5月14日。曇りのち雨。

ライブは17時開場、18時開演。なので私も夕方に出立。午前中は曇り空で持ちこたえていたが、私が家を出る頃には霧雨、、と言うには少し強すぎるような、傘が必要なレベルの雨となっていた。

開場の戸田市文化会館の最寄り駅は戸田駅だが、私は蕨駅から徒歩で向かうことに。私の家は日暮里なので、赤羽で埼京線に乗り換えて戸田駅まで乗る手もある。だが埼京線は「最強」と言う語感が私を拒絶する。よって蕨駅から30分弱、歩くことにした。乗り換えるのもめんどくさいし

Sairei

蕨駅は京浜東北線一本で行けるので便利なのです。

蕨駅ルートは、知らない人多そうですね。需要ないだけかも知れないけど


私は指定席ライブに行く時は、開場時間を少し過ぎるくらいの時間に着く感じで出発することにしている。会場前で待つのがあまり好きではない。ただし、初めての場所の場合は少し早めに出る。そして大抵の場合、道に迷った挙げ句、良い頃合いに到着する。だが、今日は珍しく道に迷わなかった。

という訳で、今回は開場5分前くらいに現地到着。会館の前には長蛇の列が。例によってReoNaさんのファンが集結するとダークでスタイリッシュな集団と化すので、遠目で見ても一瞬でそれとわかる。(私も出来るだけ溶け込むために黒めの装束で身を包んでいる)

とりあえず動き出すまでは並ばずに近くの公園の木陰で雨宿り。

戸田市文化会館のとなりの公園。「後谷」は「うしろや」と読む。池などもあり、割と本格的に風流な公園。

そして、ほぼ定刻に列が動き始める。結構な人数だったのでしばらく時間が掛かるかと思ったが、ほぼ瞬殺。様子を見ようと動いた時には既に行列は捌き切られていた。

入場後

中は普通の小綺麗な公民館と言った風情。そう言えば私の故郷の戸塚にも、戸塚公会堂って言うのがあって、たまに映画とか観に行ったなあ。ホールの暗がりの中、段差で頭から転んで出血して、生まれて初めての救急車に乗ったっけ。


だいぶ話はそれたが、会場は客席とステージの距離感が近く、しかも段差がしっかりあるのでめちゃくちゃ見やすい。私は一階席の後方だったが視界良好。ちなみに二階席も覗いてみたが、こちらも見やすそうだった。この箱はハズレ席ないかも。

1F15列目から。アーティストの表情や視線もばっちり(視力によります)

私はReoNaさんの単独ライブは4回目(このサイトに感想載せるのは3回目)だが、これまでで一番良席かも。単独ライブでなければTHE FIRST TAKEのライブが4列目の神席だったが、ステージとの距離で言うとそれと引けをとらない。

そんなことを想いながら、ケータイをつらつら眺めていると会場が暗くなり。そして開演。

Sairei

アリーナとか大きなステージもいいけど、公民館的なサイズも好きなのです。

アーティスト近いほうが堪能出来ますしね。

そして開演

思ったこと。

何かすごい目が合う感じ。ずっと見つめられてる感じがする。ちょっと恥ずかしくなってしまうほど。で、ReoNaさんも歌っている途中にちょっと含羞む(はにかむ)ことがあり、よりリアルに。

「何の妄想だ」とReoNaさんのライブに行ったことない人は思うかも知れない。だがこれは私の個人調べによると”ReoNaあるある”である。

わかってはいたのだけど、これまであまり席に恵まれず、視線まで見られなかったから体感出来ていなかった。ReoNaさんはずっと客席に語りかけるように歌う。そして割と長い時間、視線を動かさないことも多い。その結果、その視線の先の座標一帯に座っている観客は、ずっと見つめられている感覚に襲われる。

Sairei

1対1でお歌を届ける、と言うReoNaさんの矜持の現れと思うのです。

騎士道めいたものを感じますね。

ReoNaさんは常々、「一対一」と言う言葉を使う。実際に一対一だと恥ずかしくて私はずっと下を向いてしまいそうだが、何か今回それと似たような感覚を体験することが出来た気がする。


ライブそのものの感想で言うと、毎回同じような表現で恐縮だが、神声。特にReoNaさんの高音は優しく身体に染み込んで来て。歌詞を追いながらじっくり聴いていると、腹わたが癒やされていくような感覚を覚える。ネタバレなしなので、曲目には触れない。


このサイトを始めた時からわかっていたことだけど、ライブ感想を続けると毎回似たような記述にはなる。ライブで感じ取るものは毎回同じではないのだけど、私はそれを表現する術を持たない。ネタバレ有無に関わらず。

変わらない。それでも紡いでいく。

いずれにせよ会場はReoNaさんの声で満たされ、感想を言葉にするのも野暮なほどに観客を包み込む。そしてゆっくりと、アンコールのないコンサートは終わりに近づいて行き、そして終わる。

終わりに

帰りには雨も止んでいて。と思って傘を差さずに歩き出したらガッツリ降り始めた。私は晴れ男を自認しているが、今日は負けた模様。

蕨駅には一人旅。会場は満員御礼だったが、蕨駅に向かって歩く人は私の視認できる範囲では一人もいなかった。雨の中、駅まで30分弱の距離を歩く。そう言えば、今日は11時に昼ごはんを食べてから、何も口にしてなかったっけ。でも満足感で一杯。満たされた気分で、今日はこのまま帰ろうと思う。

今後とも精進する。


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