[VOCALOID] feat. GUMI / 春さきの詩 / ボカロ制作録Vol.04(随筆第51篇)

4曲目の制作

今回の作品で4曲目。2023.3.6にYouTubeにアップロードしている。その日は本サイトでも感想随筆を綴っているReoNaさんの日本武道館でのライブの日。その出発直前まで動画編集などの作業をしていたことを覚えている。

なお、本作から自分での歌唱を止め、VOCALOID版のみを制作した。随筆第49篇でも触れたが、楽曲制作を始めた時はまずGarage Band(伴奏制作用のソフト)の使い方を覚えるのに必死だった。同時にVOCALOIDの使い方も覚える余裕はない。そんな中、とりあえず自分で歌ってみてしまうと言うそのハートだけは、自分で自分を褒めてやりたい。

だが、YouTube上で「歌ってみた」などの動画を上げている人の中で、私の歌唱力の低さは全世界でNo.1。このまま続ければ私のYouTubeチャンネルはジャイアンのリサイタル会場になってしまう。

まだ楽曲制作を始めてからそれほどの月日は経っているわけではない。が、今では一応Logic Pro + VOCALOID6と言うそれなりの環境を整えて、何となく使い方も理解し始めた。故にこのタイミングでジャイアン状態は卒業することにした。

曲の世界観

本作の私の中でのコンセプトは、VOCALOIDのボイスバンクであるAI Megpoid “GUMI”先生の歌いたそうな曲。そしてメッセージは「平和」。

あくまで私の中でのイメージだが、GUMIには伸びやかなメロディが似合う。歌詞もストレートに「音を奏でてる　歌を歌っている」的なイメージで、そのフレーズをそのまま使って曲を仕上げた。

だがこの曲を制作している間、私の体調はめちゃくちゃ悪かった。私は春さきには必ず風邪をひくのである。でも、こんな体調悪い中でも平穏に曲を制作出来る。これも「平和」あってのことだよね。。

私が物心ついた時から日本はずっと平和で、それは当たり前のことのようなのだけれども。古今東西を見渡せば、これが奇跡的なことだと気付かされる。平和と言う土台は意外と脆くて崩れやすいものだと感じることもある。

私一人の力では、平和が崩れ去ろうとした時に食い止めることは出来ないだろう。じゃあもしその平和が崩れた時。私はどんな心持ちでその時代に臨むべきだろうか。そんな重たい思考を込めつつ、終始伸びやかに軽く仕上げたのが本作である。

楽曲「春さきの詩」(YouTube動画)

せっかくなのでこちらでも公開させていただく。なお、今作からイントロ等にメッセージを入れるようにした。チャンネル紹介動画としても使えることを考慮して。今後もいろいろ工夫を重ねていきたい。

サブスクでの配信

Apple MusicやYouTube Music、Spotify等の主要なサブスクサービスでも配信開始している。サブスクご利用の方は気が向いたらぜひご一聴を。(以下のリンクから各サブスクへ飛べます。)

今後に向けて

冒頭で述べたとおり、制作したオリジナル曲は本稿執筆時点(2023.4.5)で7曲。8曲目を苦戦しながら着手しているところである。本サイトでも随時紹介していきたい。

後、VOCALOIDはこれまでGUMI先生一本でやってきたが、このたび2023.3リリースのボイスバンク「Po-uta」をお迎えした。私の処女作である「どこへ届いていますか？」のPo-uta参加バージョンを制作してみた(YouTubeに投稿済み)のと、7曲目でもコーラスで参加してもらっている。

今後もGUMI先生をメインで使う予定だが、男性ボーカルのボイスバンクであるPo-utaも活用することで、幅を拡げていけたらと思う。

今後とも精進する。