[VOCALOID] feat. GUMI / 次の日の物語 / ボカロ制作録Vol.03(随筆第49篇)

随筆第45篇に引き続き、再び楽曲を制作したのでご報告する。と言うか本記事の作成時点で既に6曲をYouTubeにアップロードしているが、今回は3作目のご紹介。

このサイトは毎週金曜日の定期更新を行っているが、他に出せる記事がない週は自作曲のご紹介をさせていただくことにした。

無名のエッセイストの自作曲の紹介なんて誰が読むの? だが、実は曲に中にこそ、私がこの有象無象のインターネットの世界で発信したい根源があるような気がする。だから私は綴らせていただく。

このコーナーでは日々のできごとや日頃思うことを雑多に綴っています。

今回のコメンテーター

皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。

目次

3曲目の制作

今回の作品で3曲目。自力歌唱バージョンを2023.2.25にYouTubeにアップロードしている。1曲目が2023.2.4、2曲目が2023.2.11なので少しスローダウン気味しているが、それでも滅茶苦茶ハイペースだと自分では思う。

なお2曲目まではGarage Band(Macに無料でインストールされている音楽制作ソフト)を使っていたが、今作からLogic Pro(ざっくり言うとGarage Bandの有料版)を採用。

やはりLogic Proにして何かいろいろ便利になった気がする。が、そもそもGarage Bandを使いこなせていたわけでもないので、何がどう便利になったのかとかは一切語れないのでご了承いただきたい。

役に立たない情報ですね..

Sairei

Logic Proに変えてから出来るようになったこともあるのですが、機能の違いなのか私の習熟度の違いなのか謎なのです。

曲の世界観

「凍りついた時には熱い紅茶でも飲もう..」

これがこの曲のサブタイトル的なもので、この曲で私が出したかったメッセージ。

普通に生活をしているだけでも、何かに追われたり、期待に対するプレッシャーに苛まれたり。つらい思いを抱え込んでしまうことがある。日々を平穏な心で過ごしていくと言うことは、実はとても難しいこと。

だから、ただ日々を過ごしていくと言うそれだけでも、勇気ある立派なことだと私は思う。本作の歌詞の「1/3歩ずつ進むライオン」と言う難解な言葉にはそんな思いを込めている。

その上で、少しは自分を甘やかしながら生きてもいいんじゃない?と言うのが本作の趣旨。だが「自分を甘やかす」と言うのも難しいニュアンスで、自堕落になればよいと言うことではない。だが、例えば寒かったら暖かい飲み物を飲むとか、そう言うことが日々を過ごす上で大事なんじゃないかと最近思い始めている。

当たり前だと思いますか? でも私は寒いことに気づかず、気づいたら凍えて動けなくなってしまうことがあります。

自分が頑張りすぎていないかを自分でチェックし、適度に甘やかしながら過ごしていく。そんなスタンスをこの曲に込めた次第である。

Sairei

“がんばる”ことも否定しません。念の為

やりたいようにやるのが一番ですからね。

楽曲「次の日の物語」(YouTube動画)

せっかくなのでこちらでも公開させていただく。なお、今作からリリックビデオにAI生成画像を採用した。今後も使えるAIは使う方針で行きたい。

なお前作まで自力歌唱がオリジナル扱いだったが、ようやくVOCALOIDを使い慣れてきたので今後はVOCALOID Versionを主軸にしていく。相棒はAI Megpoid “GUMI”だ。

私はボカロと言うとロボティックな歌唱のイメージを持っていたが、AI Megpiodには人間味を感じる。こちらで指定した音符を彼女なりに解釈の上、ナチュラルに歌ってくれるのでツールと言うよりはパートナー。私はGUMI先生とお呼びしている。

サブスクでの配信

随筆第48篇でもご紹介したが、Apple MusicやYouTube Music、Spotify等の主要なサブスクサービスでも配信開始している。サブスクご利用の方は気が向いたらぜひご一聴を。(以下のリンクから各サブスクへ飛べます。)

自力歌唱バージョンについて

今作までは、まず自力歌唱バージョンを作成(&公開)してからVocaloid Versionを制作していた。だが、恐らく自力歌唱はこれが最後になるであろう。

理由は2つ。1つ目は、Vocaloidである程度表現できるようになったこと。2つ目は、YouTubeに「歌ってみた」とか上げている人の中で、(一部のネタ的なものを除き)私よりも下手な人は見たことがないからだ。

逆にそんな中で、「楽曲制作はしたいけど歌えないからどうしよう」ではなく「歌えなくても歌ってしまえ」と突き進んだその魂だけは、私は自分の中で自分を褒めてやりたい。

Sairei

筏と竹竿で航海に臨んだのです。

そして漂流してオールを拾ったんですね。

今後に向けて

実は私は10年くらい前に、鼻歌で一曲自作している。その録音を後生大事に外付けHDDに保管し続けてきた。なので、音楽制作を始めるにあたりずっとその曲のことが念頭に。

なので当面の目標は、その曲を楽曲として完成させることである。とは言えそれをやってしまうと良くも悪くも私の中で”区切り”になってしまう気がしているので、制作のタイミングは心の中の自分と相談したい。

後、VOCALOIDについては現在GUMI先生で大満足だし今後もメインで使う予定だが、他のボイスバンク(特に男性ボーカル)にも手を出してみたい。今月(2023.3)、Po-utaと言うVOCALOID:AI対応のボイスバンクがリリースされたので悩み中である。

Sairei

GUMI先生が女性Vocalなので、もう一人男性Vocalがいると幅が出る気がするのです。

管理人が歌えませんからね..

今後とも精進する。


本サイトのご紹介

このサイトはボカロ曲作り手のSaireiが、自由に言葉を紡ぐ随筆サイトです。

あとYouTube

Saireiによるボカロ曲チャンネルです。→

 

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