2023.3.6 ReoNaさんのLiveに行ってきました(随筆第47篇)

『ReoNa ONE-MAN Concert 2023「ピルグリム」at日本武道館 ~3.6 day 逃げて逢おうね~』に行ってきたので感想を綴りたい。

このコーナーでは日々のできごとや日頃思うことを雑多に綴っています。

今回のコメンテーター

皮肉屋の魔女キャラ。管理人の意見や趣味に一定の理解を示しつつも、常に皮肉を言う機会を伺っている節がある。

目次

序文

2022年5月12日。

この日、あなたは自分がどこで何をしていたか覚えているだろうか?

私は覚えていない。覚えていないが一つ確かなことがある。それは本公演『ReoNa ONE-MAN Concert 2023「ピルグリム」at日本武道館 ~3.6 day 逃げて逢おうね~』のチケットを予約したことだ。


長かった。。予約から開催まで一年近く待つことってあまりない。とは言え”楽しみな予定がある”こと自体に幸せを感じるし、間に「De:TOUR」を挟んでいるのでいい塩梅。

兎にも角にも、ついにこの日がやって来た。

Sairei

ついにこの日が来る喜びと、切なさも感じるのです。

次のライブもありますから..

開演まで

私が日本武道館に到着したのは、当日18時15分。18時開場予定だったので、入場第一波が落ち着く頃にと思ってゆっくり出てきた(と言うか個人的にはギリギリまでバタバタしていたのだが)。が、リハーサルの関係で開場が遅れている模様。

武道館前は黒い人だかりでごった返している。ReoNaファンは黒い服装の人が多いため、文字どおり黒い人だかり。勿論私も黒い。

開場遅れは、ライブではよくあること。と言うか遅れないライブの方がレアかも。だが今回は、多種多様な列が連なっていて。1F/2Fスタンド向けとアリーナ向けで列が別れているのは勿論、物販、CD書籍販売、景品受け取り、また自販機なんかにも列が出来ちゃったりしていて、カオス状態に。


こういう時は動かないに限る。とりあえず入口付近の座れるスペースを見つけてひと休み。気候的に、夕方でも少し暖かくなってきたので助かる。とは言えまだまだ肌寒いのだが。

“あれ、ちょっとトイレ行きたくなってきたかも。飯田橋駅でも済ませてきたけど、ライブ前って妙にトイレ近くなるよね。私だけ?”

そんなことを考え始めたところで、急激に人が流れ出す。だが、誰がどこに向かっているのかはよくわからない。こう言う時は無駄に動かない方が良い。。

・・・と、そんな悠長に構えられるほど落ち着いていない私は、フラフラ移動を開始した。

(自主中略)

何やかんやで入場列を発見し、無事武道館入り。中に入っても座席までの列とトイレの列が乱れるカオスな感じだったが、そこまで苦労せずに所定の席を発見。ブロックの端っこだから動きやすくていい感じ。

視界はこんな感じ。アリーナ席最前ブロック12列目くらい(雑に数えたので違うかも)の良席だが、割とステージが遠くてアーティストの表情がギリわかる程度。

場内ではハチパレ(802 Palette:FM802の歌番組。ReoNaさんが2023.3まで準レギュラー)の出張版的な放送が流れていて。地域も違うしラジオ聴く習慣がないので聴いたことなかったけど、DJの豊田穂乃花さんがテンポよく心地よい話し方でReoNaさんにまつわる楽曲などを紹介。実際のラジオも聴いてみたくなった。

と言うかボーッと聴いていたので気付かなかったけど、場内で生でやってたんですね。最後の挨拶で気づいた私。もっとちゃんと見ればよかった。

そんな、退屈しない待ち時間があっという間に終わり、いよいよ開演の時を迎える。。

そして開演

“こえにっき”のオープニングムービーを経て、やはり最初は大方の予想どおり(ReoNaファンの友達いないので誰の予想も聴いたことないけど多分絶対大方の予想どおり)「ピルグリム」から。

「ピルグリム」はReoNaさんの曲の中でも私は特に好きな曲。一気にテンションも上がる。

・・・とまあ曲ごとの感想は割愛するとして。。

全てのパフォーマンスを堪能。MCから何から、ReoNaさんの声を聞いているだけで鳥肌が立つのだが特に印象に残ったのは「シャル・ウィ・ダンス?」でみんなを立たせて踊らせてからの、「トウシンダイ」の透き通る歌声。そしてそこからの「虹の彼方に」

「虹の彼方に」はTHE FIRST TAKEのバージョンをベースにライブ向けにアレンジしたものだと思うが、今までにないような歌い方をしていたように感じた。より詩的で、そしてより溜めて。。

THE FIRST TAKEの歌唱では、後半”ずっと”のフレーズに入る時に10秒ほど、呼吸にして2.7呼吸ほど溜めが入る(適当。吸って吐いて、吸って吐いて、吸って7割吐いてから歌い始める感じ)。これでも相当な長さだが、今回体感では超えてた気がする。今度映像が出たら分析してみたい。

管理人は何がしたいのですか..

Sairei

いや、ちょっと呼吸の長さを測りたくて..

あと、良席だったこともあり、基本スクリーンは見ずに歌っている生ReoNaさんを見ていたのだが、「HUMAN」の時はステージ真ん中に表示された映像が良すぎて見入ってしまった。

そして最後に「Rea(s)oN」

神崎エルザ名義ながら、本人のアナグラムでもあるこの曲。節目のライブの最後に持ってきたのには、何か意味があるのだろうか。そんなことを考えつつ、歌声の美しさとライブが終わってしまう寂しさ、いろいろな感情を抱えて。

そして終演。

寂寥感を抱えながら上着などを準備していると、再び豊田穂乃花さんの声が。何と規制退場のアナウンスを担当。最後まで特別感のあるライブだった。

ついでに思ったこと

着席とスタンディングのタイミングについて。ライブあるあるだと思うのだけど、今回難しくなかったですか?

ReoNaさんのライブは基本的に着席みたいな風潮もあるが、今回は敢えて着席、オールスタンディングの2つのツアーの着地点と言う位置づけ。運営から指示は特になく、ReoNaさんは「好きなように、でも周りの人を気遣いながら」と言ったスタンス。

今回、結果的にはステージ側から煽った「シャル・ウィ・ダンス?」以外は全て着席が正解だったと思う。私も周りの様子を伺いながらそのように。(「ANIMA」でも一瞬ステージから煽っていたように見えたが)

個人的には座ってじっくり聴きたいタイプなので良かったのだが、盛り上がる曲で立ちたそうな人をちょっと可哀想に思ってしまった。私の斜め前の席の人は明らかにそんな感じで、途中から割り切ったのか、周りが座っている中一人で立って盛り上がっていた。

「私って**なタイプ」って語っちゃう人だったんですね。

Sairei

そこ、今はよくないですか..

私からみてReoNaさん方向だったのでちょっと視界が心配ではあったが、少なくとも私は迷惑には思わなかった。座るべき曲(管理人基準)では座ってたし。

だが他のブロックとかでは視界を奪われてしまった人もいただろうし、何かしらガイドライン的なものがあった方が平和でいいかなと。そんなことを思った次第でした。

今後とも精進する。


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